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祇王寺

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新緑の木々、敷き詰められた苔、すっと伸びる青竹。
一面の目の覚めるような緑にすごい・・と声を漏らすもその後息を呑んでしまう。

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言葉では言い表せないほどにきれいだから。
木漏れ日が苔の緑を輝かせて、きらきらと眩しくて。

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あららら!白いにゃんこがお昼ね中!?
このにゃんこはまろみちゃんと言って、この祇王寺に住んでるんだって。
お天気が良くて風も心地いいもんね。
目を覚まして欲しいけど・・・
気持ちよさそうだから起こさないように(^-^)
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緑の中にうっそうと佇んでいる藁葺きの祇王寺は、
祇王の悲しい恋の物語にふさわしような趣が漂ってます。

白拍子(女性が男性の格好をして歌い踊る)として有名な祇王が、
平清盛の寵愛を仏御前という白拍子に奪われてしまい、
余生は尼となって母と妹とこのお寺に篭って過ごしたのだそう。

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今の時代、男性に捨てられたからって世の中捨ててしまう人なんていないですよね。
悲しいけれどその男性が全てと言うわけではないし、
捨てられたからって生活が成り立たない、生きていくのが困難なんてことも考えられない。
でも昔は今とは全く違っていて、男性に捨てられてしまったら、
悲しみを惑わす趣味や仕事がないから、いっそう一人で思い悩むだろうし、
特に親がなくなってしまえば、世話してくれる人がいないから、死んでいくしかない・・。
とにかく現代の女性が失恋するのより、この頃の女性の失恋は、
もっと精神的にも実生活の上でも苦しいことだったに違いないと想像するんです。

祇王が出家した後には、仏御前も尼となってこの寺を訪ねたそうですが、
仏御前は清盛の寵愛を失ったのではなく、祇王が尼になったのを知って、
将来の自分を重ね合わせて後を追ったんですね。
どれ程に失恋が自分を追い込んでしまうのか。。
この時代の恋愛を思うと、時代が違っても同じ女性として胸がつぶれる思いです。

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虹の窓といわれるこの丸い窓は、光の具合で影が虹の色に映るそう。
不思議。見てみたいなぁ。
[ 2010/05/01 13:40 ] 京都 | TB(0) | CM(0)

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